こんにちは、ひぃさまです。
今回は腸脛靭帯炎(ランナーズニー)について僕の体験談をご紹介します。
この体験談が同じ症状で苦しんでいる方の力に少しでもなればと思います。
腸脛靭帯(ランナーズニー)とは
腸脛靭帯とは、大腿部の外側から脛骨にまで繋がる靭帯です。
その靭帯と膝の外側の骨が擦れることにより炎症が起こります。それが腸脛靭帯炎です。疼痛を伴います。
長距離ランナーの発症頻度が高いため、ランナーズニーと言われています。
原因は主に使いすぎ(オーバーユース)です。
腸脛靭帯の発症
発症の原因
僕が腸脛靭帯炎を発症したのは、2016年の12月初旬です。10月〜11月にフルマラソンを3本走りました。月間走行距離はそれまで150km前後でしたが、10月と11月は初めて200kmを超えました。しかも2ヶ月連続です。この突然の走行距離増加が原因でした。
発症の経緯
12月に入り、左膝の外側に痛みや違和感を感じ始めていました。ランニングを始めたての頃、同じ箇所が腸脛靭帯炎になったことがあります。そのため、腸脛靭帯炎と薄々気づいていましたが、ストレッチをしながら誤魔化して走っていました。
そんな矢先、ジョグの途中で左膝に激しい痛みが出てきました。さらに左ハムストリングにも痛み。途中で切り上げて帰宅しましたが、帰宅後、激痛を伴い左足が全く動かなくなりました。しばらくすると足は動くようになりましたが、これはしばらく走らないことを悟りました。
翌々日に接骨院で腸脛靭帯炎と診断されました。そして腸脛靭帯の張りから坐骨神経を圧迫している可能性もあるとのこと。
その接骨院の先生はサブ3ランナーで、同じような症状になったことがあるとのことでした。
その時は腸脛靭帯に違和感が出ない程度の短い距離で、流しやインターバル走を行っていたそうです。
治療の方法
まずは痛みが引くまで安静にしてアイシング。
痛みが治まったらストレッチです。
僕は左足の方が硬いです。足の裏を合わせて座り、前屈をすると足の外側が張ってきますが、左足の方が明らかにすぐに張りがでます。
そういった身体的な歪みも影響していたのかなと今では思います。これはもう付き合っていくしかないので以降、左足のケアに気を使うようになりました。
治療中の練習
痛みが引くまでに2週間かかりました。
その間は出来ることをやろうと思い、上半身の筋トレを行いました。
痛みが引いた後はランニングを再開しました。
腸脛靭帯炎はジョグなどの遅いペースで接地時間が長い時ほど負担が大きくなります。そのため、先生から教えてもらったようにインターバル走を中心にメニューを組みました。
それまでインターバル走は避けてきたのですが、結果的にこのインターバル走を行なったことで3月にサブ3.5を達成できました。
(サブ3.5については以下の過去記事からどうぞ!)
そして2月になると長い距離も問題なく走れるようになり、腸脛靭帯炎は完治しました。
まとめ
腸脛靭帯炎は長引く方も多いと聞きます。
僕は運良く3ヶ月程度で治りました。
今では腸脛靭帯炎を発症したことが良い経験になったと思えるようになりました。
治療中は不安になったり、焦ったりしますが、いつか希望は見えてきますので出来ることを少しずつ続けていくしかありません。
とはいえ何より発症させないことが大切です。
普段のケアを疎かにしないこと、膝が爆発する前に休養をしっかり取ることが大事ですね。
ではこの辺で。