こんにちは、ひぃさまです。
今回はアキレス腱炎を発症した僕の体験談を書いていきます。
これまでに両足を1回ずつ、合計2回アキレス腱炎を発症したことがあります。
アキレス腱炎とは
アキレス腱炎とは、ふくらはぎとかかとをつなぐアキレス腱に炎症を起こした状態です。
繰り返し負荷がかかることで微細な損傷が発生し、回復が追いつかない時に炎症が起こります。かかとの後ろに痛みが生じます。
初めてのアキレス腱炎
初めてアキレス腱炎になったのは2016年でした。
当時はサブ4を目指してトレーニングをしていました。
原因
発症の原因ははっきりしません。練習量を極端に増やしたわけではありません。
それまでの蓄積疲労に加え、8/22に行ったビルドアップ走でスピードを出したことが止めを刺したのでしょうか。
経過
翌8/23、左アキレス腱に痛みが出ました。
当時はランニング障害に関する知識がなく、走っていれば治ると安易に考え、ランニングを継続しながら様子を見ることにしました。
その週は3回走っていますが、痛みが引かなかったためようやく休養を取ることにしました。9月に入り走りたい気持ちを我慢できず、9/2のJOGで再発しています。
その後、2週間以上ランニングを控えた結果痛みは引きました。
完全に元の練習メニューに戻せたのはひと月以上後になってしまいました。
最初に痛みを感じた時点で即2週間ほど休養をとれば、それほどかからなかったかもしれません。
2016年 左足
日付 |
内容 |
距離 |
症状 |
8/22 |
ビルドアップ走 |
16km |
|
8/23 |
JOG |
7km |
左アキレス腱に痛み |
8/25 |
JOG |
5km |
少し痛みあり |
8/27 |
JOG |
5km |
痛みあり |
9/2 |
JOG |
4km |
痛みあり |
9/19 |
JOG |
6km |
痛みなし |
9/21 |
JOG |
10km |
違和感あり |
9/23 |
16km |
違和感なし |
|
9/26 |
JOG |
10km |
違和感なし |
2回目のアキレス腱炎
2回目のアキレス腱炎は2017年に発症しました。今度は右足。
原因
トレイルランニングのレースに出場したことが原因です。思い当たる節は2点あります。
まずはレース中に1度右足を滑らせ転倒していること。足首を軽く捻挫し、アキレス腱にも負担がかかったのかもしれません。
次にジャンプした際の着地です。段差等を飛び越える場合、右足から着地する癖があります。これは軸足が左足のため、左足を無意識に残しているものと思います。トレイルではそのようなシーンが多く繰り返されたため、右足に負担がかかったのではないかと推測しています。
経過
レース完走後は痛みはなかったのですが、中4日でJOGを行ったところ痛みを感じました。
過去の経験からアキレス腱炎と判断し、10日間安静にすることとしました。
それでも10日後のJOGでは痛みがあったため、再度10日間休養しました。
そして少しずつJOGの距離を伸ばし、負荷も上げていき完治しました。
この時も元のメニューに戻せたのはひと月以上後になってしまいました。
初回の教訓を生かせず、最初の休養を10日で切り上げたため長引くことになりました。
2017年 右足
日付 |
内容 |
距離 |
症状 |
8/11 |
トレイルランニングレース出場 |
29km |
完走後は特に痛みなし |
8/16 |
JOG |
6km |
4kmあたりで痛み |
8/27 |
JOG |
6km |
痛みあり |
9/9 |
JOG |
2km |
違和感なし |
9/10 |
JOG |
5km |
違和感なし |
9/13 |
JOG |
5km |
少し違和感あり |
9/15 |
ペース走 |
6km |
違和感あり、張りあり |
9/16 |
ビルドアップ走 |
8km |
ラストスピードアップで少し痛みあり |
9/18 |
JOG |
12km |
違和感なし |
9/20 |
閾値走 |
6km |
違和感なし |
まとめ
筋肉と違って腱は回復に時間がかかるため、自分が思っているよりも長い期間安静にする必要があると思います。痛みが引いても勇気を持って安静にし、万全になってから少しずつ復帰した方がかえって長引かないでしょう。
ではこの辺で。