こんにちは、ひぃさまです。
今回はマラソントレーニングにおすすめの本を紹介したいと思います。
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン
ご紹介する本は、
「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習」です。
先日、監督業の引退を表明された小出義雄さんの著書です。
本書の概要
小出さんといえば、高橋尚子さん、有森裕子さんらを育てた名監督として知られています。その監督が市民ランナー向けにサブ4、サブ3の練習法をまとめられています。
タイトルの「30キロ過ぎで一番速く走る」からご想像される通り、ネガティブスプリットでマラソンを走ることを推奨されています。本書では「後半型の走り」と表されています。
まず後半型の走りがマラソンに向いている理由を述べられています。
トレーニング方法については、大きくサブ4とサブ3に分かれています。
サブ4は足づくりがメインの練習方法、サブ3は足ができている前提で心肺機能を強化する練習方法です。
メニューは少しハード目な印象を受けますが、内容はバランスが良く、初心者からサブ4以上にステップアップするには良い指導書かと思います。
そしてレースの走り方や故障について書かれ、まとめられています。
高橋尚子さんや有森裕子さんのエピソードも随所に散りばめられています。
まとめ
名選手を育てられた実績をお持ちの小出さんが著者ですので説得力があります。
後半型の走りの有効性、サブ4・サブ3の練習メニュー、レース対策、そして故障についてと、マラソントレーニングの練習法を網羅しているためおすすめです。
僕のネガティブスプリット推しの原点はこの本を読んだことに他ありません。
読んだことがない方は是非ご一読ください!
ではこの辺で。