こんにちは、ひぃさまです。
今回はランナーによくあるランニング障害のシンスプリントについてです。
これは僕が実際にシンスプリントを発症し、突然完治したお話しです。
シンスプリントの発症
2017年3月にサブ3.5を達成し、次のシーズンではさらなる高みであるサブ3.15を目指そうと練習を継続していました。スピード強化のためにインターバル走、スタミナ強化のために距離走、心肺機能の向上と脚筋力の強化 のため峠走と順調にメニューを消化していました。
ところが2017年9月ごろから、練習日誌に「少し右すねが痛い」というフレーズが並ぶようになってきました。この後、2018年3月までシンスプリントとの長〜いお付き合いが始まりました(ちなみに京都銀行には口座は持っていません)。
シンスプリントの治療と経過
発症の初期は、右すねの内側がほんの少し痛む程度で、走り出すと気にならないレベルでした。2017年11月にフルマラソンがあったので、だましだましトレーニングは継続していました。
ネットで検索すると治療法として、アイシング、マッサージ、ストレッチと書かれていたので痛んだらそれらを行いました。「なかなか治らんなぁ、でもこれぐらいの痛みなら問題ないか」そうタカをくくっていました。
すると2017年年末ごろから、痛みが強くなってきました。すね全体にまで広がる激痛です。
さすがに休養を入れないとまずいと思い、この時初めて休養を入れました。1月上旬はランニングの頻度を下げ様子をみました。痛みが治まると走り、またぶり返しを繰り返し、もう治らないのかもしれないと落ち込む日もありました。
そんな時、ふとランニングログを見ていると、同じペースで走っていても半年前よりピッチが1分あたり3〜5程度も落ちていることに気づきました。これがシンスプリントが治るきっかけになりました。
誤った意識
僕はよく道すがらのショーウインドウやよそ様の御宅のガラス戸で自分のフォームをチェックしながら走っています。
当時、自分のフォームはなんかこうバネがなくてカッコ悪いフォームだなと思っていました。合わせてスピードを出すには大きなフォームが必要と意識し出したため、画像1のような大きく「跳ぶ」フォームに憧れ、イメージを先行させてしまいました。
そのため、蹴り足である右足で地面を蹴り、またストライドを意識的(無理やり)に広げることで着地位置が前にずれ、すねに大きく負担がかかっていたのです。
要するに、大きなジャンプを繰り返し行うフォームになっていたということです。ピッチが落ちていたのはこのためでした。
(画像1)
まとめ
ピッチを元に戻すことでフォームがまとまり、シンスプリントはびっくりするくらい突然痛みが消えてなくなりました。また、蹴りグセがついており足が後ろに流れていたので、シザースのドリルを取り入れました。
無理やり大きなフォームにしようとせず、ピッチとストライドが自然に上がるのが理想ですね。
シンスプリントでお悩みの方で、もし同じことが思い当たれば参考にしてみてください。